球磨川のほとりに佇む高級旅館

熊本県人吉市にある「清流山水花 あゆの里」に宿泊してきました。日本三大急流として知られる球磨川のほとりに佇むこの高級旅館で、忘れられない一夜を過ごしてきたので、その魅力をお伝えします。

人吉市内を車で走っていると、球磨川沿いに立派な建物が見えてきます。それが今回宿泊する「清流山水花 あゆの里」でした。2021年8月にグランドオープンを迎えたこの宿は、以前の水害から見事に復活を遂げた旅館です。

フロントのすぐ横には足湯コーナーが準備されていて、長いドライブの疲れを癒やすことができました。

足湯の横にはテラス席も用意されておりました。

ロビーの奥にも椅子やテーブルが用意されており、夜にはこちらで歌のショーが開催されていました。

ウェルカムドリンクとしてジュースやコーヒーを頂くことができました。

子供用の浴衣は1階エレベーターの前に用意されています。

自家源泉露天風呂付きスパスイート・ファミリー
今回宿泊したのは「スパスイート・ファミリー【自家源泉露天風呂付き】」。お部屋に入った瞬間、「わあ!」と声が出てしまいました。50平米という広々とした空間もさることながら、大きな窓から望む球磨川の絶景に圧倒されます。

6畳の和室とツインベッド2台(120cm×200cm)が配置された和洋室で、最大4名まで宿泊可能。我が家は夫婦での利用でしたが、これだけ広ければファミリーでもゆったりと過ごせそうです。

そして念願のプライベート露天風呂! テラスに出ると、そこには専用の露天風呂が待っていました。球磨川を眺めながら、誰にも邪魔されずに温泉を楽しめる贅沢さ。夕暮れ時に入ったのですが、山々に沈む夕日を見ながらの湯浴みは本当に最高でした。

日本三大急流の球磨川は雄大で素晴らしい景観となっています。

お部屋には永田村右衛門という人吉のコーヒーが置いてありました。

こちらはウェルカムギフトのお菓子。

同じ階には天空のテラスという共同施設がありました。

天空テラスからは人吉の町並みをパノラマで見ることができます。

焼酎好きには堪らない球磨焼酎ラウンジ

夕食前に向かったのが、2021年のリニューアルで新設された焼酎ラウンジです。これは本当にすごかった!球磨焼酎がサーバーで自由に飲めるんです。

夕食前からついつい飲みすぎて酔っ払ってしまいました🍶

焼酎のギャラリーもあり、様々な種類の焼酎を知ることができました。

お土産売り場にもたくさんの焼酎が置いてあったので、お土産に買って帰るのもいいですね。

夕食〜人吉球磨の恵みが詰まった会席料理
夕食は18時からダイニングでいただきました。人吉球磨の食材をふんだんに使った会席料理ということで、とても楽しみにしていました。

まず目を引いたのがトマトムースカルポーネととうもろこしの冷製スープなどのおしゃれなお料理の数々。そして、宿の名前にもある「鮎」の洗いは初めて食べたのですが、臭みもなくとても美味しかったです。特に記憶に残ったのはナスの飛龍頭で、見たことないくらい大きなナスの皮に飛龍頭が詰めてあり美味でした♪








お子様ランチもとても豪華で、子どもたちは大喜びでした。

朝食〜伝統と革新が融合した心温まる和定食
朝食は木箱に入れられて提供されました。吉の郷土料理「そば団子汁」をミルク仕立てにアレンジしたオリジナル小鍋料理もとても美味しかったです。


こちらはお子様ランチです。

水害から見事に復活を遂げたこの宿で過ごす時間は、日常の慌ただしさを完全に忘れさせてくれました。球磨川のせせらぎ、美肌効果のある温泉、地元の美味しい食材、そして温かなおもてなし。全てが調和した空間で、心から癒される時間を過ごすことができました。