初めてのイポー家族旅行|岩山リゾート「The Haven」とグルメ・観光を満喫した2泊3日
今年の誕生日、夫が内緒で計画してくれていたのは、家族で行く「イポー旅行」でした。
マレーシアに来てしばらく経つものの、実はイポーには一度も行ったことがなくて、私にとっては“初イポー”。
6歳の娘と3歳の息子を連れての2泊3日。
「どこに連れて行ってくれるんだろう?」とワクワクしながら向かった先は、KL Sentral の駅でした。
- KL Sentral からETSでIpohへ:QRコードでそのまま乗車
- 到着してすぐ向かったのは、旧市街のオシャレカフェ「Plan B」
- 「The Haven All Suite Resort, Ipoh」にチェックイン
- 夜は「Lost World of Tambun」のホットスプリング&ナイトパークへ
- 2日目の朝は、Havenの朝食ブッフェから
- 「Perak Cave Temple」
- 「Kedai Makanan Nam Heong」で
- コンキュバインレーンを散策して、Havenに戻ってのんびり
- 誕生日ディナーと、サプライズケーキ
- 最終日は「STG Ipoh Old Town」で落ち着いたランチ
- 最後にもう一度 Plan B 寄り道 → Ipoh駅からETSでKLへ
- 初めてのイポー旅行を終えて
KL Sentral からETSでIpohへ:QRコードでそのまま乗車
クアラルンプールからイポーへは、KTMの高速電車「ETS(Electric Train Service)」で約2時間。
チケットは夫が事前にネット予約してくれていて、QRコード付きのPDFがメールで届いていました。
改札と車内のチェックは、そのQRコードをスマホ画面で見せるだけ。紙のチケットを受け取りに行かなくていいのは、子連れには本当にありがたいポイントです。
乗った車両は少し古めで、最新型のピカピカの列車という感じではなかったけれど、座席は十分に広くて快適。
途中、山のあたりを走るときに携帯の電波が弱くなってしまい、子ども達の動画ストックに頼れなくなって少し焦りましたが(笑)、そのおかげで窓の外の景色を眺めながら、家族でたくさんおしゃべりする時間になりました。
2時間ほどで、真っ白な外観が印象的なIpoh駅に到着。ここから、初めてのイポー探索が始まります。
到着してすぐ向かったのは、旧市街のオシャレカフェ「Plan B」
駅からはGrabで旧市街へ移動して、最初の目的地「Plan B」へ。
Plan B は、コンキュバインレーンのすぐ近く、Kong Heng Square の一角にある人気カフェで、天井が高くて開放感のあるインダストリアルな内装がとても素敵な空間でした。
メニューはパスタやバーガーなどの洋食が中心で、子どもでも食べやすいものが多く、味も見た目も大満足。
「地方都市のカフェ」というイメージを良い意味で裏切られて、
「え、イポーってこんなにおしゃれなんだ…!」
と、初日からテンションが上がりました。
ここは素直に「イポーに行くなら一度は寄ってほしい」と言えるお店です。
「The Haven All Suite Resort, Ipoh」にチェックイン


巨大コンドミニアムみたいなスイートと、崖ビューのテラス
ランチのあとは、Grabで郊外の「The Haven All Suite Resort, Ipoh」へ。
市内から車で15分ほどの場所にある5つ星のオールスイートリゾートで、湖と石灰岩の崖、森に囲まれたロケーションが特徴です。
到着してまず驚いたのは、フロントが想像以上に素朴だったこと。
「高級リゾートって聞いてたけど、意外と質素?」と思ったのも束の間、部屋に入った瞬間にその印象はひっくり返りました。
今回泊まったのは、
3 Bedroom Grand Deluxe Suite Lakeview – Simply Tranquil and Havenly
合計:MYR 2,194.08
という3ベッドルームのレイクビュー・スイート。
リビングにダイニング、フルキッチン、大きな冷蔵庫まで完備されていて、まさに「コンドミニアムそのもの」という広さと設備でした。
・キッチンと冷蔵庫はしっかりあり
・洗濯機はなし
という構成なので、「数日の滞在なら十分だけど、長期滞在だったら洗濯どうしようかな」という印象。
一番のお気に入りは、テラスからの景色。
目の前には静かな湖、その向こうにそびえ立つ大きな岩山と濃い緑。ここに立っているだけで、日常からふっと切り離されるような、特別な空気が流れていました。
プールも湖のすぐ横に大きく広がっていて、水面越しに岩山が見える景色はかなり印象的。完全に“ザ・インフィニティプール ”という感じかと言われると少し微妙ですが(笑)、水際と景色が一体になって見える角度もあって、写真映えは抜群でした。

夜は「Lost World of Tambun」のホットスプリング&ナイトパークへ
少し部屋で休んでから、夜は「Sunway Lost World of Tambun」の Hot Springs & Night Park へ。
テーマパーク・動物園・ウォーターパーク・天然温泉が一体になった大型施設で、夜は温泉エリアがライトアップされてナイトスパのような雰囲気になります。
私たちは夜のホットスプリングエリアだけに入れるチケットを購入したのですが、料金は大人1人あたり約RM110、子どもが約RM100前後(公式サイトの公開料金ベース)。家族4人でざっくりRM440くらいになり、「温泉にしては結構高いね……」というのが正直な感想でした。
ただ、中に入ると雰囲気はさすが。
温泉プールはいくつかに分かれていて、ライトアップされた湯気と、周りを囲む木々や岩の景色がとても幻想的でした。
水着で入るスタイルなので、子ども達も大はしゃぎ。かなり遅い時間までしっかり遊び倒しました。
たっぷり温泉&スイミングを楽しんだあとは、またGrabでHavenに戻り、外からテイクアウトしたご飯を部屋でゆっくり食べて1日目終了。子ども達はベッドに入った瞬間にぐっすりでした。
2日目の朝は、Havenの朝食ブッフェから
2日目は、リゾートの朝食ブッフェからスタート。
マレー系の温かい料理や中華系のおかず、西洋風の卵料理やソーセージなどがひと通り揃っていて、種類は十分。子ども達はパンやシリアル、果物など、シンプルなものを中心にモリモリ食べていました。
お腹を満たしたあとは、Grabで洞窟寺院「Perak Cave Temple(霹靂洞)」へ向かいます。
「Perak Cave Temple」

洞窟の中の巨大仏像と、途中までの軽い登山
Perak Cave Temple は、イポー北側にある石灰岩の丘の中に作られた洞窟寺院で、高さ約12メートルの金色の仏像と、岩壁に描かれた色鮮やかな仏教画が有名な場所です。
洞窟の中は天井が高く、ひんやりとした空気が外の暑さから解放してくれます。奥へ進むとさらに階段があり、外に出て岩山の斜面を登っていくルートも。
最初のうちは階段も歩きやすく、子ども達も楽しそうに登っていましたが、途中から段差が急で不揃いになり、「これは小さい子を連れて一番上まで行くのはちょっと危ないかも」と判断。
途中のビューポイントまでで引き返すことにしました。
それでも、途中の展望エリアからはイポーの街並みが見渡せて、十分に「登った!」という達成感あり。
洞窟の雰囲気も含めて、一見の価値があるスポットでした。
「Kedai Makanan Nam Heong」で

ホワイトコーヒーとローカルフードを堪能
お昼ご飯は、イポー名物ホワイトコーヒーの発祥のお店のひとつと言われる「Kedai Makanan Nam Heong」へ。
古いショップハウスをそのまま使ったローカルなコーヒーショップで、店内は地元の方と観光客で大賑わい。
ここで飲んだホワイトコーヒーは、香り高くてコクがあるのに、変な苦味がなくてとても飲みやすい味でした。
店内には点心やチキンホーファン、エッグタルトなどのローカルフードの屋台がいくつも並んでいて、あれこれ少しずつ注文。
家族4人でしっかり食べて飲んでも、合計金額を見て
「え、これだけ?」
と思うくらい安くて、ローカル食堂の底力を感じました。
コンキュバインレーンを散策して、Havenに戻ってのんびり
食後は、そのまま徒歩で「Concubine Lane(コンキュバインレーン)」へ。
細い路地に、レトロなショップハウスとカフェ、デザートショップ、雑貨屋、写真映えする屋台がぎゅっと詰まった、イポー屈指の観光エリアです。
週末ということもあり、かなりの人で賑わっていましたが、子ども達はカラフルなドリンクやおもちゃに興味津々。
ちょっとしたお土産を買ったり、写真を撮ったりしながらひと通り歩いたあと、疲れが見えてきたので、GrabでHavenに戻りました。
午後はまたプールでひと遊びしてから、テラスで湖と岩山を眺めながらコーヒータイム。
こういう「なにもしない時間」があると、旅行の満足度がぐっと上がる気がします。
誕生日ディナーと、サプライズケーキ

2日目の夜は、リゾート内のレストランでディナー。
窓の向こうに湖と岩山が見える落ち着いた雰囲気のダイニング で、洋食とマレーシア料理がミックスされたメニューを楽しみました。
そして食後、突然照明が少し落ちて、スタッフの方がバースデーケーキを運んできてくれるサプライズが。
どうやら、夫が事前に「妻の誕生日なんです」と伝えてくれていたようで、子ども達も一緒に歌を歌ってくれて、ちょっと恥ずかしくて、でもすごく嬉しい時間になりました。
「こうやって家族で祝う誕生日が一番幸せなのかもしれないな」と、しみじみ感じた夜でした。


最終日は「STG Ipoh Old Town」で落ち着いたランチ
チェックアウト後の最終日は、荷物を持ったまま街へ出て、「STG Ipoh Old Town」でランチ。
STG Ipoh Old Town は、ヘリテージショップハウスを改装したカフェレストランで、コロニアル風の落ち着いたインテリアがとても好みの雰囲気でした。
私はラム肉のグリルをオーダー。
ほどよく香ばしくて、ソースも重すぎず、旅の締めにぴったりの一皿。店内は広く、席と席の間にも余裕があるので、子ども連れでも周りを気にせずゆっくり食事ができました。
最後にもう一度 Plan B 寄り道 → Ipoh駅からETSでKLへ
ランチのあと、夫が
「やっぱりあのガーリックトーストをもう一回食べたい」
と言い出し(笑)、再び旧市街の Plan B へ。テイクアウトでガーリックトーストなどを買い込んで、電車で食べるおやつにしました。
そのままGrabでIpoh駅へ向かい、改札が開いたのは出発の約30分前。
ETSは改札が開くまでホームに入れないので、コンコースのベンチで子ども達とおやつをつまみながらのんびり待ちました。
帰りの列車は途中で少し遅れが出て、KL Sentral には予定より20分ほど遅れて到着。
「まぁ、マレーシアだしね」と、最後までゆるい感じで旅が終わりました。
初めてのイポー旅行を終えて
今回のイポー旅行は、
- 旧市街のオシャレカフェ「Plan B」でのランチとリピート買いしたガーリックトースト
- 湖と岩山に囲まれた「The Haven All Suite Resort, Ipoh」の広いスイート
- 「Lost World of Tambun」の夜のホットスプリング&プール遊び
- 洞窟寺院「Perak Cave Temple」でのプチ登山
- 「Nam Heong」で飲んだホワイトコーヒーとローカルフード
- コンキュバインレーンのお散歩
- 「STG Ipoh Old Town」でのゆったりランチ
と、コンパクトなスケジュールの中に「自然・街歩き・グルメ・温泉」がぎゅっと詰まった旅でした。
何より嬉しかったのは、子ども達が終始楽しそうで、
「またあのプールのおうち行きたい!」
と言ってくれたこと。
夫がサプライズで連れてきてくれた、私にとって“初めてのイポー”。
誕生日は、モノ以上に記憶に残る、大切な思い出になりました。
