ANAマイルのnanaco交換が1万→8,000ポイントに|2026年10月の変更とほかの使い道
ANAマイルからnanacoポイントへの交換レートが、2026年10月6日から下がりました。これまで1万マイルで1万ポイントだったところが、8,000ポイントになっています。セブン-イレブンで使えて便利なので、特典航空券に使い切れないマイルの使い道にしていた方も多いと思います。
この記事では、ANA公式の案内をもとに、nanacoの変更内容と見落としやすい注意点、そしてほかの交換先を整理します。マイルの期限が近いときに、どこに交換するのがよいかの判断材料にしてください。
nanaco交換の変更内容
| 2026年10月6日より前 | 2026年10月6日から | |
|---|---|---|
| 1口目・2口目(1万マイルあたり) | 1万ポイント | 8,000ポイント |
| 3口目以降(1万マイルあたり) | 5,000ポイント | 4,000ポイント |
変更は、10月6日のシステムメンテナンス後の申込分から適用されています。交換したポイントが届くまでは2〜3週間ほどかかり、ポイントはnanacoセンターに預けられた状態になります。セブン-イレブンなどの店頭で残高を確認したりチャージしたりして、受け取る必要があります。
注意:「何口目か」は、ほかのポイントへの交換も含めて数える
見落としやすいのが、「何口目か」の数え方です。この口数はnanacoだけで数えるのではなく、同じ年度(4月1日〜翌年3月31日)に、提携ポイントへ交換した口数の合計で決まります。
たとえば、この年度にすでに楽天ポイントやVポイントへ2口交換していると、nanacoへの1回目の交換でも「3口目」として扱われ、1万マイルで4,000ポイントになります。年度の後半に交換するときは、その口座で今年度すでに何口交換したかを確認してからにしてください。
また、nanaco・Vポイント・楽天ポイントの3つへの交換は、合わせて1日2口(2万マイル)までです。
ほかのポイントへの交換は?
ANA公式で案内されている主な交換先のレート(1口目・2口目、1万マイルあたり)は、次のとおりです。
| 交換先 | 1万マイルあたり |
|---|---|
| nanacoポイント | 8,000ポイント |
| 楽天ポイント | 8,000ポイント |
| Vポイント | 1万ポイント |
| 楽天Edy | 1万円分 |
| セブンカードポイント | 1万ポイント |
| スターバックス カード | 1万円分 |
いずれも3口目以降はレートが下がる設定です(詳しくは各公式ページ)。表のうち1万マイルで1万ポイント(または1万円分)のものも、今後見直される可能性はあるので、交換する前に最新のレートを見ておくと安心です。
出典: ANA 楽天ポイント、ANA Vポイント、ANA 楽天Edy、ANA セブンカードポイント、ANA スターバックス カード
旅行に使うならANA SKY コイン
家族旅行に使うつもりなら、ANAの航空券やツアーの支払いに使える「ANA SKY コイン」も選択肢です。1マイルから交換でき、1万マイル以上を1万マイル単位で交換すると、会員の種類と交換するマイル数に応じてコインが多くもらえます。
| 会員の種類 | 1万マイルのとき | いちばん高い倍率 |
|---|---|---|
| ANAマイレージクラブカードのみの会員 | 1.2倍 | 1.2倍 |
| ANAカード(一般・ワイド)会員など | 1.2倍 | 1.5倍 |
| SFC・ANAカードのプレミアム・ゴールド | 1.2倍 | 1.6倍 |
| ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド | 1.3倍 | 1.7倍 |
ANAカード会員や上級会員は、交換するマイルが多いほど倍率が上がり、5万マイル以上の交換でいちばん高い倍率になります(たとえばブロンズ以上の会員なら、5万マイルで8万5,000コイン)。ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドは、主に1年間の搭乗実績で決まるANAの上級会員のステイタスです。カードとステイタスの両方に当てはまるときは、倍率の高いほうが適用されます。1万マイル未満の交換は1倍です。コインの有効期限は、交換した月から12か月後の月末なので、1年以内にANAで使う予定があるときに向いています。
出典: ANA SKY コイン、ANA SKY コインの有効期限

日常の支払いならANA Pay
日常の買い物に使いたいなら、ANAのスマホ決済「ANA Pay」にマイルをチャージする方法もあります。1マイル=1円で、1マイルからチャージできます。提携ポイントへの交換の「1日2口まで」の制限には含まれません。ただし、チャージしたマイルをマイルに戻すことはできません。ANA Payの残高の有効期限は、最後にチャージか支払いをした月の翌月から48か月です。本人確認をしていないと、マイルのチャージは1日5,000マイルまでに限られる点にも注意してください。
出典: ANA Pay マイルチャージ
家族のマイルを合算しているときの注意
ANAカード会員向けの「ANAカードファミリーマイル」で家族のマイルを合算している場合、合算したマイルを使えるのは、特典航空券・アップグレード・ANA SKY コインに限られます。nanacoなどの提携ポイントへの交換やANA Payには、合算したマイルは使えません。家族の誰かのマイルをnanacoやANA Payに替えたい場合は、その人自身の口座から交換することになります。
出典: ANAカードファミリーマイル
どれを選ぶか:1マイルあたりで比べる
1口目・2口目で比べると、1万マイルあたりの価値は次のようになります。
- nanaco・楽天ポイント: 8,000ポイント(1マイル=0.8ポイント)
- Vポイント・楽天Edy・セブンカードポイントなど: 1万ポイント・1万円分(1マイル=1ポイント、Edyなどは1円分)
- ANA Pay: 1マイル=1円
- ANA SKY コイン: 1万マイル以上で1.2倍から(ANAの航空券・ツアーにしか使えない)
この先1年以内にANAで旅行する予定があればANA SKY コイン、予定がなければANA Payか、1万マイルで1万ポイントのままの交換先を選ぶのが目安です。nanacoにこだわる理由がなければ、ほかの交換先を先に検討するのがおすすめです。
まとめ
- ANAマイルからnanacoへの交換は、2026年10月6日から1万マイル=8,000ポイント(3口目以降は4,000ポイント)に
- 「何口目か」は、同じ年度にほかの提携ポイントへ交換した口数も含めて数える
- 1万マイルで1万ポイント(または1万円分)のままの交換先(Vポイント・楽天Edyなど)もあるが、交換前に最新のレートを確認する
- 家族旅行に使うならANA SKY コイン(1万マイル以上で1.2倍から)、日常の支払いならANA Pay(1マイル=1円)
- ファミリーマイルで合算したマイルは、nanacoやANA Payには使えない
