羽田空港第1ターミナル北ウイングにあるJALの国内線ラウンジが、2026年10月8日にリニューアルオープンしました。サクララウンジには子どもが遊べるキッズエリアができ、旧ダイヤモンド・プレミアラウンジは「JALファーストクラスラウンジ」に名前が変わっています。

子連れで国内線に乗る家族にとっては、出発前の待ち時間の過ごし方が変わるニュースです。この記事では、JALの発表と公式サイトの案内をもとに、何が新しくなったのか、子どもと一緒に入れる条件、そしてこれから始まる南ウイングの工事の予定を整理します。

北ウイングのラウンジが10月8日にリニューアル、何が変わった?

JALは2026年10月6日、羽田空港第1ターミナル北ウイングの国内線ラウンジと専用保安検査場を10月8日にリニューアルオープンすると発表しました。北ウイングの専用カウンターは2026年7月24日に先に新しくなっていて、今回で北ウイングの改修が完了しました。

オープン日2026年10月8日
場所羽田空港第1ターミナル 北ウイング
対象JALファーストクラスラウンジ(旧ダイヤモンド・プレミアラウンジ)、サクララウンジ、専用保安検査場
主な変更サクララウンジにキッズエリア・授乳室、ファーストクラスラウンジの座席数が従来比約1.4倍

出典: JAL プレスリリース 第26057号(2026年10月6日発表)

サクララウンジにキッズエリアができた

今回いちばん家族向けの変化は、サクララウンジの中にできたキッズエリアです。キッズエリアがあるのはサクララウンジ側で、ファーストクラスラウンジにはありません。子ども向けの遊具を扱うボーネルンドが設計・プロデュースしていて、同社の発表では対象年齢は6か月〜12歳とされています。

利用できる時間や保護者の付き添いが必要かどうかといった細かい条件は、2026年10月20日時点ではJALの公式サイトに載っていません。ボーネルンドの発表も「JAL公式サイトをご確認ください」としているので、使う予定がある人は当日ラウンジのスタッフに聞いてみてください。

キッズエリアのほかにも、サクララウンジには次の設備が加わりました。

  • 授乳室(ファーストクラスラウンジにも新設)
  • スマートフォンで申し込めるシャワー(両ラウンジ共通)
  • 全席に電源のあるワーキングエリア
  • だしを飲み物として味わえる「飲むおだし」
  • ヘラルボニーが手がけるアート作品15点の展示

出典: JAL 羽田空港 サクララウンジ、ボーネルンドのリリース(2026年10月6日発表)

ダイヤモンド・プレミアラウンジは「JALファーストクラスラウンジ」に

旧ダイヤモンド・プレミアラウンジは名前が変わり、座席数は従来比約1.4倍になりました。名前が変わったのは羽田が最初で、新千歳・伊丹・福岡・那覇のラウンジも順次変わる予定です(時期は未発表)。席が増えたので、混み合う時間帯でも座りやすくなりそうです。

食事は時間帯で内容が変わるので、子どもの軽食に合わせて入る時間を選ぶこともできます。

  • 14時まで: カレーパン、巻き寿司
  • 14〜16時: ケーキ、スコーン
  • 16時から: お惣菜とお酒

出典: JAL 羽田空港 JALファーストクラスラウンジ

子連れで入れる条件と同行者のルール

それぞれのラウンジに入れる人は、JALの公式サイトで次のように案内されています。

ラウンジ入れる人同行者
JALファーストクラスラウンジ国内線ファーストクラスの搭乗者、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、ワンワールド・エメラルド1名まで
サクララウンジJMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JGC会員、ワンワールド・エメラルド/サファイアなど。JMBクリスタルは本人だけラウンジクーポンで入れる1名まで。JMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア・JGC会員は、2人目・3人目もラウンジクーポン1人1枚で入れる

表に出てくる会員の種類は、次のとおりです。

  • JMBダイヤモンド・サファイア・クリスタル: 1年間の搭乗実績で決まるJALの上級会員のステイタス(ダイヤモンドが最上位)
  • JGC(JALグローバルクラブ): JALの上級会員向けの会員組織。JGCプレミアは、JGC会員が1年間の搭乗実績で到達する上位のステイタス
  • ワンワールド・エメラルド/サファイア: JALが加盟する航空連合「ワンワールド」の上級会員
  • ラウンジクーポン: 1枚で1人が入れるラウンジの利用券。当日空港でマイルと交換できる(JMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア・JGC会員は2,000マイルで1枚、JMBクリスタル会員は国内線用が1,000マイルで1枚)ほか、カードの特典やキャンペーンで配られるものもある

子連れの家族にとって大事なのは、どちらのラウンジでも3歳未満の子どもは同行者の人数に数えないというルールです。たとえばJGC会員の親と、もう1人の大人、2歳の子どもなら、同行者1名の枠で3人一緒に入れます。

一方、JGC会員の親1人と、もう1人の大人、5歳と8歳の子どもの4人でサクララウンジに入る場合は、同行者1名を超える2人分のラウンジクーポン(マイルで交換するなら1枚2,000マイルで、合わせて4,000マイル)が必要です(同行者は3人目まで)。ただし南ウイングの工事中は、混雑によってラウンジクーポンやマイルでの入室を一時止めることがあるとされています。

ファーストクラスラウンジにはクーポンで同行者を増やす仕組みがないので、同行者は1名までです。JMBダイヤモンドやJGCプレミアの会員はサクララウンジにも入れるので、家族の人数が多いときはサクララウンジを選べば、クーポンで同行者を増やせます(キッズエリアもサクララウンジ側です)。

国内線の「クラスJ」は、ラウンジを使える対象には入っていません。羽田のサクララウンジの有料利用(3,000円)は、南ウイングの改修が終わるまで受け付けを止めています。

出典: JAL 国内線ラウンジのご利用基準、羽田空港 国内線ラウンジのリニューアルについて

関連記事: JMBプレミアとは|JGCプレミアが2027年から搭乗実績だけで達成に

南ウイングのラウンジは2027年6月にオープン予定

北ウイングの改修は2026年のうちに終わり、南ウイングでは2027年にかけて工事が続きます。

羽田空港第1ターミナルのJAL国内線ラウンジの工事予定のタイムライン図
北ウイング(完了)と南ウイング(工事中)のスケジュール(JALの発表をもとに作成、2026年10月時点)
  • 南ウイングのラウンジ: 2026年10月8日から2027年5月まで閉鎖し、2027年6月にオープンの予定。閉鎖中は北ウイングのラウンジを使います。混雑で入れなかった人には、当日空港で使えるクーポン(ラウンジクーポンとは別のもの)が渡されます。ただし、ラウンジクーポンで入る人や、マイルを使って入る人はこのクーポンの対象外です
  • 南ウイングのファーストクラス・JGCカウンター: 閉鎖期間を設けずに、2026年10月15日に新しいカウンターがオープン
  • 南ウイングの専用保安検査場: 2026年10月15日から2027年1月まで閉鎖し、2027年2月にオープンの予定。その間、対象の人は保安検査場Cの「JALファーストクラス・JALグローバルクラブ優先レーン」を使います

南ウイングの搭乗口から出る便に乗る場合でも、ラウンジは北ウイングになります。子連れで移動する時間を見込んで、少し早めに保安検査を通っておくと慌てずに済みます。なお、リニューアル後のラウンジの営業時間は、まだJALの営業時間のページに反映されていません。

出典: 羽田空港 国内線ラウンジのリニューアルについて

まとめ

  • 羽田空港第1ターミナル北ウイングのJAL国内線ラウンジは、2026年10月8日にリニューアルオープン
  • サクララウンジにキッズエリア(ボーネルンドの発表では6か月〜12歳)と授乳室ができた。利用時間などの条件は、10月20日時点ではJALの公式サイトに載っていない
  • 旧ダイヤモンド・プレミアラウンジは「JALファーストクラスラウンジ」に改称、座席数は従来比約1.4倍
  • 対象の会員と一緒なら、3歳未満の子どもは同行者の人数に数えない(両ラウンジ共通)
  • 南ウイングのラウンジは2027年5月まで閉鎖し、6月にオープンの予定。それまでは北ウイングを使う

ラウンジに入れない場合に羽田空港で休憩できる場所は、羽田空港で仮眠・休憩できる場所にまとめています。