羽田空港で仮眠・休憩できる場所|誰でも使える温泉と会員限定ラウンジの違い
早朝便や深夜便の前後に「どこかで横になりたい」と思ったとき、羽田空港の選択肢は「誰でも使える場所」と「条件を満たした人だけが使える場所」にはっきり分かれます。ここを最初に切り分けておかないと、調べた先が自分には使えない施設だった、ということが起きます。
わが家は羽田を家族でよく使うので、両方を実際に利用しました。この記事では誰でも使える温泉施設を先に、会員限定のラウンジを後に置いて整理します。
まず結論:使えるかどうかで2つに分かれる
| 選択肢 | 使える人 | 場所 | 料金の目安 |
|---|---|---|---|
| 泉天空の湯 羽田空港 | 誰でも(宿泊不要) | 第3ターミナル直結 | 大人 4,800円 |
| ANAスイートラウンジ | 対象の上級会員・上位クラス搭乗者 | 第2ターミナル国際線 | 搭乗条件を満たせば追加料金なし |
もし「今すぐ横になれる場所を探している」なら、宿泊なしで入れる泉天空の湯 羽田空港から見てください。搭乗クラスや会員ステータスの条件がありません。
誰でも使える:泉天空の湯 羽田空港(第3ターミナル直結)
羽田エアポートガーデンの中にある温浴施設です。空港の制限エリアの外にあるので、飛行機に乗らない日でも、宿泊しない日でも利用できます。
わが家はヴィラフォンテーヌ グランド羽田空港に宿泊した際に利用しました。フライト前にゆっくり休めたのが何よりで、空港のベンチで過ごすのとは体の休まり方がまったく違います。
なおここから先の料金・時間・利用条件は、公式の利用案内に書かれている内容です。わたしたちは宿泊者として利用したため、宿泊なしで入館する際の手続きそのものは体験していません。実際に行かれる際は公式サイトで最新の情報をご確認ください。
料金(2026年8月時点の公開情報)
- 大人(中学生以上):4,800円(フェイスタオル・バスタオル、館内着、岩盤浴付)
- 子ども(4歳〜小学生):2,000円(フェイスタオル・バスタオル付)
- ヴィラフォンテーヌ グランド羽田空港の宿泊者:大人 2,500円/小人 1,250円
- ヴィラフォンテーヌ プレミア羽田空港の宿泊者:無料
手ぶらで行ってもタオルと館内着が付いてくるので、荷物を増やさずに済みます。宿泊者は優待料金になるため、前泊・後泊とあわせて使うと一般料金より抑えられます。
営業時間:24時間だが「入れない時間」がある
施設としては24時間営業ですが、公式の利用案内には10:00〜12:30は清掃のため浴場を利用できないと書かれています。大浴場・サウナの営業は12:30〜翌10:00です。
午前中に羽田へ着いて「ひと風呂浴びてから移動しよう」と考えている場合、この時間帯にあたると入れません。乗り継ぎや到着時刻から逆算して確認しておくと安心です。
見落としやすい深夜料金:滞在しているだけで加算される
公式の利用案内によると、深夜料金は25:00〜翌5:00の間に在館している方へ自動的に課金されます。金額は大人4,000円、子ども2,000円です。
つまり「入浴した時間」ではなく「その時間に館内にいたかどうか」で決まります。早朝便の前に仮眠場所として使うつもりで深夜から朝まで滞在すると、大人ひとりで4,800円+4,000円=8,800円になる計算です。仮眠だけが目的なら、この金額を見てから他の手段と比べたほうがいいと思います。
子連れで行く前に必ず確認したいこと
家族で行くなら、ここがいちばん大事です。公式の利用案内には次のように書かれています。
- 0歳〜3歳のお子様、オムツを着用されている方は入館できません(安全・衛生管理上の理由)
- 岩盤浴は中学生未満は利用できません
乳幼児を連れている場合、そもそも館内に入れないということです。「羽田に温泉があるから家族で休める」と考えて向かうと、現地で引き返すことになります。下の子がまだ小さいご家庭は、ここを出発前に確認しておいてください。
第3ターミナルからの行き方
公式のアクセス案内では、第3ターミナル2階の到着ロビーから、到着出口を出てインフォメーションの右側または左側を通って直進すると正面入り口に着く、と案内されています。京急線・東京モノレールの羽田空港第3ターミナル駅からも2階の改札から向かえますが、進む方向は路線と乗ってきた方面によって異なります(モノレールは斜め左、京急の第1・第2ターミナル方面からは斜め右など)。駅から向かう場合は公式のアクセス案内で自分の経路を確認してください。
会員限定:ANAスイートラウンジの仮眠スペース(第2ターミナル国際線)
こちらは誰でも入れる場所ではありません。ANAの対象上級会員や、対象クラスに搭乗する場合に利用できるラウンジです。条件を満たす方にとっては、追加料金なしで仮眠スペースもシャワーも使えるのが強みです。
以下は、シンガポール行きのフライトで実際に利用したときの記録です。
入り口から4階エリアへ
2023年から羽田第2ターミナルの国際線エリアが再開し、羽田第2ターミナルから出る国際線の数も少しずつ増えてきています。
今回私たちは、シンガポールへ向かうフライトが羽田第2ターミナル発だったので、初めて羽田の第3ターミナルではなく第2ターミナルの国際線用ANAスイートラウンジに行ってきました♪
出国検査が終わったあと、すぐ右の方にあるエレベーターもしくはエスカレーターで4階にあがるとANAスイートラウンジがあります。
入り口が竹で飾られていてとてもおしゃれですね🎍

ANAスイートラウンジは2 ~ 4階のフロアに分かれており、2階はシャワー、3階は温かい食べ物など、3階はバーや仮眠室などが備え付けられています。

ANAスイートラウンジ4階エリア
入り口から入ると、一番広い4階のエリアに繋がります。

ドリンクコーナーなどありますが、注文すればスタッフの方が持ってきてくれたりもします。
ちなみに、こちらの席はまだ使えないようになっていました。

こちらにも席がたくさんあるのですが、入れないようになっていました。まだ利用者が少ないからか利用エリアが制限されているようです。

一番奥の方のソファーエリアも、仕切りで入れないようになっていますね。

こちらは4Fにある仮眠エリアです。

ブランケットも用意されています。

完全に横になって寝ることができる半個室スペースもあります。寝過ごさないように注意が必要ですね。

奥にあるのが4Fにあるバーカウンターです。目の前でカクテルなどを作っていただけます🍹

ANAオリジナルのカクテルとチョコレートドリンク。

おしゃれなカクテルがいくつも用意されていました❣本格的です🍸


私はANAオリジナルのチョコレートドリンクをいただきました。

ANAスイートラウンジ3階エリア
3階ではハンバーグやお寿司などをオーダーできます。スタッフの方に直接オーダするか、QRコードでオーダできます。

ワインや日本酒などもオーダーできるようでした。

ANAスイートラウンジ2階エリア
2階はシャワーエリアとなっています。シャワーは専用の機械、もしくは、ラウンジ内に貼ってあるQRコードから予約することができます。

歯ブラシなどももちろんついています。

シャワーは全然混雑しておらず、待ち時間無しで使用することができました。
深夜便の前などはとてもありがたいですね😍
家族で使うなら、どう選ぶか
- 子どもが4歳以上で、しっかり休みたい:泉天空の湯。館内着とタオルが付くので荷物が増えません
- 下の子が3歳以下、またはオムツが取れていない:泉天空の湯は入館できないため、別の手段を検討してください
- ANAの上級会員資格や対象クラスがある:出国後のラウンジで済ませるほうが、移動も費用も少なく済みます
- 深夜から朝まで居座りたい:深夜料金が加算されるため、前泊のホテルと料金を比べてから決めるのがおすすめです
まとめ
羽田で体を休める場所は、誰でも使える泉天空の湯と、条件を満たした人が使えるANAスイートラウンジで性格がまったく違います。
とくに家族連れの場合は、料金よりも先に0〜3歳とオムツ着用の子は温浴施設に入館できないという条件を確認しておくのが確実です。ここさえ押さえておけば、当日に慌てることはないはずです。
料金や営業時間は変わることがあります。この記事の数字は2026年8月時点の公開情報なので、出発前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。
