ANA特典航空券のストップオーバー活用術|提携特典なら必要マイル同額で「もう1都市」泊まれた予約画面を公開
ANAのマイルで海外に行くとき、多くの人は「東京⇄目的地」の単純往復で検索していると思います。私もずっとそうでした。
ところが提携航空会社の特典航空券には、途中降機(ストップオーバー)を1回入れても、必要マイルが1マイルも増えないケースがあります。行き先が1都市増えるのに、支払うマイルは同じ。増えるのは実際に飛んだぶんの税金と燃油サーチャージだけです。
本当にそんなことが起きるのか、2026年8月11日にANA公式サイトの特典予約画面で、方面とクラスを変えながら実際に検索してみました。便名・予約状況・必要マイル・お支払い総額がすべて表示される「選択内容の確認」画面まで進み、その画面を保存しています(お客様情報の入力から先には進んでいません)。
結論から言うと、東京→バンコク→シンガポール→東京というビジネスクラスの旅程が、東京⇄バンコクの単純往復とまったく同じ63,000マイルで取れました。差は現金で4,420円だけです。
この記事では、その実際の画面をそのまま載せながら、成立した旅程・成立しなかった旅程の両方と、そこから引き出せる実践的なルールをまとめます。行きと帰りで別の都市を使う組み方(オープンジョー)も後半で扱います。
結論:東南アジアなら「もう1都市」はマイル0円で足せた
まずいちばんわかりやすい例から見てください。東南アジア方面のビジネスクラスです。
同じスターアライアンス特典どうしで、単純往復と「途中に1泊足した旅程」を比べます。普通の往復は「行き1区間+帰り1区間」の2区間ですが、行きか帰りのどちらかを2区間に割ると、合計3区間になります。この形を、この記事では「途中降機あり」と呼びます。

図は東南アジア方面の例です。経由地を省いた概念図なので、実際の便では復路に乗り継ぎが入ることがあります。また北米・ヨーロッパでは必要マイルが増えます(後述)。

こちらが基準になる東京⇄バンコクの単純往復。復路はエバー航空で台北を経由する便が選ばれ、63,000マイル/84,720円でした。

そしてこちらが東京→バンコク→シンガポール→東京と、途中降機を1回入れた形。日程は5月18日に羽田からバンコクへ入り、1週間滞在して5月25日にシンガポールへ移動、6月1日にシンガポールから羽田へ戻る形です。全区間ビジネスクラスで、3区間とも予約状況は「OK」。
必要マイルは63,000マイル。単純往復とまったく同じです。
| 旅程 | 特典種別 | 必要マイル | お支払い総額 |
|---|---|---|---|
| 東京⇄バンコク 単純往復 | ANA特典 | 80,000 | 80,450円 |
| 東京⇄バンコク 単純往復 | スターアライアンス特典 | 63,000 | 84,720円 |
| 東京→バンコク→シンガポール→東京 | スターアライアンス特典 | 63,000 | 89,140円 |
マイルは同額、現金で4,420円だけ払えば、シンガポールが1都市増える。これがこの記事の核心です。
もう1つ、この表には見逃せない数字が入っています。同じ東京⇄バンコクのビジネス往復でも、ANA特典だと80,000マイル、提携(スターアライアンス)特典だと63,000マイル。提携特典のほうが17,000マイルも安いという逆転が起きています。現金のほうは提携特典が4,270円高いので、マイルを17,000残せる対価として4,270円を払う形です。

「提携便を使うと高くつく」という思い込みで最初からANA特典しか見ていないと、この差に気づけません。
なぜマイルが増えないのか
からくりは、必要マイルの決まり方にあります。
ANAの提携航空会社特典航空券(スターアライアンス特典を含む)の必要マイルは、出発地と目的地の「ゾーン」と搭乗クラスで決まります。ゾーンというのは、世界を「日本」「東南アジア」「北米」といった地域のかたまりに区切ったもので、必要マイルの料金表はこのゾーンの組み合わせごとに用意されています。ANA便だけを使うANA国際線特典航空券と違って、ロー・レギュラー・ハイといった時期(シーズン)による変動もありません。
ポイントは、料金表を引くときに見られるのが「どこからどこまで行くか」であって「途中で何都市に寄ったか」ではないという点です。
もう少し正確に言うと、日本発の必要マイルは2段構えになっています。「行って帰るだけ」の2区間の旅程がいちばん安く(Zone 1-A)、そこから外れる旅程はすべて一段上(Zone 1-B)です。海外で1回でも乗り継いだ時点でZone 1-Bに入ります。
そしてZone 1-Bの中では、乗り継ぎと途中降機が区別されません。空港で数時間待つだけの旅程も、その街に1週間泊まる旅程も、同じ必要マイルになります。だから「どうせ乗り継ぐなら、その街に泊まってしまえばマイルは増えない」という話になるわけです。
そしてもう1つ、大前提があります。ANA便だけを使うANA国際線特典航空券は、日本発の旅程では途中降機ができません(2025年6月24日以降の利用条件)。海外発の往復なら1回できます。つまり日本発で途中降機を入れたいなら、提携航空会社の便を1区間以上入れて提携特典にするしかない、ということです。
方面別に比べる:どこならマイルが増えないのか
検索した4方面をまとめます。基準の取り方だけ先に断っておきます。東南アジアは途中降機ありと同じスターアライアンス特典どうしで並べ、北米とヨーロッパは、その方面でいちばん安く取れたANA特典の直行便を「1往復」に置いています。
| 方面・クラス | 単純往復 | 途中降機あり | マイル差 | 現金差 |
|---|---|---|---|---|
| 東南アジア・ビジネス | 63,000マイル/84,720円 提携特典 | 63,000マイル/89,140円 | ±0 | +4,420円 |
| 東南アジア・エコノミー | 38,000マイル/84,720円 提携特典 | 38,000マイル/89,140円 | ±0 | +4,420円 |
| 北米・エコノミー | 50,000マイル/148,900円 ANA特典 | 55,000マイル/127,040円 | +5,000 | −21,860円 |
| ヨーロッパ・エコノミー | 55,000マイル/171,640円 ANA特典 | 62,000マイル/187,180円 | +7,000 | +15,540円 |
ひとつ補足があります。表の「東南アジア・エコノミー 単純往復 38,000マイル」は、復路がエバー航空の台北経由で組まれたものです。乗り継ぎが入るとZone 1-Bに上がるため、この数字になっています。行きも帰りも直行の純粋な2区間で引けば、Zone 1-Aの35,000マイルです。同じ「単純往復」でも、経由の有無で3,000マイル変わります。
エコノミーでも東南アジアはマイル同額でした。なお東京⇄バンコクのエコノミー単純往復だけを見るなら、ANA特典のローシーズンが30,000マイル/80,450円ともっとも安く済みます。エコノミーではマイルの逆転は起きておらず、提携特典に切り替える意味は「都市を増やせること」のほうにあります。
この表で「あれ?」と思われた方がいるかもしれません。東南アジアのビジネスとエコノミーで、お支払い総額が1円も違わないのです。転記ミスではなく、実際にそう表示されました。同じ経路・同じ特典種別で並べたANA特典どうし(80,450円)、提携特典どうし(84,720円)でも、ビジネスとエコノミーの総額は完全に一致しました(エコノミー側の確認画面は本記事には載せていませんが、同じように画面まで進んで確かめています)。特典航空券で払う現金は運賃ではなく税金・燃油サーチャージ・手数料なので、この路線ではクラスを上げても総額が動きませんでした。意外だったポイントです。ただしどこでも同じとは限りません。国によっては税額そのものがクラスで変わります(後述するイギリスの税がその典型です)。
ヨーロッパは長距離を1区間足すぶんサーチャージが乗るので、増え方が4方面のなかで最大になります。ちなみにヨーロッパの途中降機ありは、東京→バンコク(NH849)→ロンドン(エバー航空BR067のバンコク発ロンドン直行)→東京(NH212)という旅程でした。ロンドン発着なので、あとで触れるイギリスの税もこの金額に乗っています。それでも「バンコクに1週間」が7,000マイルで付いてくると考えれば、悪い取引ではありません。
1つ断っておくと、北米とヨーロッパでマイルが5,000〜7,000増えているのは、途中降機を足したぶんではありません。比較の基準にした単純往復が別の特典種別(ANA特典の直行便)で、そちらのほうが安かったことによる差です。この2方面をスターアライアンス特典どうしで並べた数字は今回取っていないので、「途中降機がマイル0円で足せる」とはっきり確認できたのは東南アジアだけ、というのが正直なところです。
そして北米だけ、様子がおかしいのが分かると思います。
家族旅行での使いどころ
北米はハワイを挟むと、現金がむしろ2万円下がる
今回いちばん驚いたのが、この北米方面の結果です。


まず基準となる東京⇄ロサンゼルスの単純往復。ANA特典・レギュラーシーズンで50,000マイル/148,900円。往復とも空席ありの直行便です。

対して、東京→ホノルル→ロサンゼルス→東京とホノルルで途中降機した形。5月18日に成田からホノルルへ、1週間滞在して5月25日にユナイテッド航空でロサンゼルスへ、6月1日にロサンゼルスから成田へ戻ります。3区間とも予約状況「OK」。
55,000マイル/127,040円。マイルは5,000増えますが、現金は21,860円も安いのです。ハワイが1都市増えたうえで、支払いが減っています。
理由は燃油サーチャージの構造にあります。日本=ハワイ線のサーチャージは日本=北米本土より安く設定されており、さらにホノルル→ロサンゼルスはユナイテッド航空の米国国内線です。ユナイテッド航空は燃油サーチャージを課さない航空会社として知られており、この区間ぶんの上乗せがありません。往路を「日本→ハワイ」に置き換えたことで、旅程全体のサーチャージが下がったわけです。
マイルを5,000多く使うかわりに、現金が21,860円減って、ハワイ滞在が1週間付いてくる。実質的なマイル単価で考えると、かなり有利な交換になっています。
長距離を分割できるので、子どもの負担が減る
数字の話ばかりしてきましたが、家族で使うときに効いてくるのはむしろここだと思っています。
東京からロサンゼルスへの直行便は、確認画面の表示で10時間00分。小さい子どもを連れていると、この10時間が親にとっても子どもにとっても本番前の消耗戦になります。
ところがホノルルを挟むと、東京→ホノルルが7時間20分、ホノルル→ロサンゼルスが5時間25分に分かれます。しかも間に1週間の滞在が入るので、時差もハワイでいったん慣らしてから本土に入れます。ハワイと西海岸の時差は3時間なので、本土入りのときの調整はそのぶんで済む計算です。
同じことは東南アジア方面でも言えます。東京→バンコク→シンガポール→東京なら、1回あたりの搭乗時間は最長でも7時間台。バンコクとシンガポールはどちらも子連れで動きやすく、日本語や英語が通じる範囲も広い都市です。

「安く上げる技」としてだけでなく、長距離移動を子どもが耐えられる長さに割る手段として見ると、この組み方の価値はかなり変わってきます。
予約画面での探し方
ここまでの旅程は、すべてANA公式サイトの「複数都市」検索から組んでいます。単純往復の検索フォームでは途中降機を入れた旅程を組めないので、入口を間違えないでください。
- ANAのトップページから「特典航空券」→「特典航空券予約」と進んでログインする(予約画面のURLを直接開くとエラーになります)
- 検索フォームで「複数都市」を選ぶ
- 区間1に「東京→バンコク」、区間2に「バンコク→シンガポール」、区間3に「シンガポール→東京」のように、行きたい順に入れる
- 各区間の日付を入れる。途中降機にしたいなら、次の区間の日付を24時間より先に置く
- クラスを選んで検索。結果画面で全区間の便を選ぶと、必要マイルとお支払い総額が出る
- この時点で「特典種別」をANA特典とスターアライアンス特典で切り替え、両方の必要マイルを見比べる(ここで大きく差がつきます)
なお、ANA便だけで組んだ旅程では、特典種別にスターアライアンス特典を選べません(「ANA便のみをご利用の場合、特典種別よりANA特典を選択ください」と表示されます)。
応用:行きと帰りで違う都市を使う方法もあります
途中降機とは別に、行きの到着地と帰りの出発地を変えるという組み方もあります。オープンジョーと呼ばれる形で、たとえば東京からバンコクへ入り、バンコクからシンガポールまでは自分で移動して、シンガポールから帰る。
こちらも試してみたところ、必要マイルは単純往復と同じ30,000マイルのままでした。しかも途中降機を含まないのでANA便だけで組めて、空席待ちも使えます。
途中降機と組み合わせた3区間の形も通り、そちらは都市が2つ増えているのに単純往復より現金が安くなりました。詳しくは別記事にまとめています。
取れなかったもの:ヨーロッパのビジネスクラス
うまくいった話だけ並べても実用的ではないので、組めなかった旅程とその理由も書いておきます。実際に組むときは、こちらのほうが役に立つかもしれません。
ヨーロッパ方面を、途中降機を入れた形でビジネスクラス通しで組もうとしたのですが、どの日程でも成立しませんでした。ただ、その理由は明確です。

これはチューリッヒ→東京の検索結果です。エコノミーの列には「空席あり」が並んでいるのに、ビジネスの列が全便空白。特典枠が1つも出ていません。
同じ時期に東京→チューリッヒ(スイス航空LX161の成田直行)を調べると、ビジネスの空席はちゃんと出てきます。つまり、日本発は取れるのにヨーロッパ発だけ取れないという偏り方をしていました。行き先をシンガポールやバンコクに変えても、ヨーロッパ発の長距離ビジネスはどこ行きでもゼロ。東京⇄ロンドンのANA直行便(NH211/NH212)にいたっては、ビジネスが常に「空席待ち」の表示です。
ここで効いてくるのが、提携特典は空席待ち(枠が空くのを予約待ちの列に並んで待つ仕組み)ができないという制約です。全区間が「空席あり」になっていないと、そもそも予約に進めません。そして日本発で途中降機を入れるなら提携特典で組むしかないので、この制約をまるごと受けることになります。
「ANA便を空席待ちで押さえておいて、あとで確定させる」という逃げ道が、日本発で途中降機を入れる場合には使えないということです。空席待ちを使えるのは全区間をANA便で組むときですが、そちらは日本発だと途中降機ができません。
ついでに言うと、ANA国際線特典の空席待ちそのものも、便の混雑状況によっては受け付けてもらえないことがあります。単純往復であっても、空席待ち頼みの計画は立てないほうが安全です。
結果として、ビジネスクラスで途中降機を狙うなら、今のところ東南アジア方面がいちばん現実的という結論になりました。ANA便のビジネス特典枠は、東南アジア線が明らかに潤沢です。
降りる都市をチューリッヒに変えたら、税金が6万円以上下がった
全区間ビジネスの旅程こそ組めませんでしたが、ヨーロッパ方面を検索していて、見逃せない節約ポイントが1つ見つかりました。降りる都市を変えるだけで税金が大きく変わるという話です。
スターアライアンス特典のビジネスで往復を検索したとき、必要マイルは同じ121,000マイルのまま、税金・料金等の欄だけがロンドン着で216,450円、チューリッヒ着で152,950円と表示されました。その差、63,500円です。
効いているのはイギリスの航空旅客税(APD)です。イギリスの空港から出発する旅客にかかる税で、長距離かつ上位クラスだと1人あたりの負担がかなり大きくなります。往復で組めば復路がロンドン発になるので、そこで課税される形です。ヨーロッパのどこで降りるかに幅を持たせられるなら、ロンドン発着を避けるだけで数万円単位で変わるということです。周遊するつもりなら、ロンドンには鉄道や域内のLCCで寄って、特典航空券の発着は別の都市にする、という組み方も考えられます。
ただし、この2つの金額は検索画面に表示された参考値で、確認画面のスクリーンショットは残していません。63,500円の差がまるごとAPDというわけでもなく、空港使用料の差も乗っているとみるのが自然です。金額そのものより「イギリス発着は重い」という方向性のほうを持ち帰ってください。
もう1つの罠:クラス混在の見積もり
これは危うく間違えるところだった話です。

ヨーロッパのビジネスを探していると、直行便が押さえられないぶん、乗り継ぎを重ねた旅程が候補に出てきます。今回出てきたのは、行きが東京→フランクフルト→ロンドン、帰りがロンドン→北京→東京という4区間の往復。これで121,000マイルという見積もりが出ました。
表示された金額はお支払い総額191,460円です(先ほどのロンドン/チューリッヒは税金・料金等だけの欄でしたが、こちらは総額)。ところがANA自身が、こんな警告を出していました。
選択された旅程に、ビジネスクラスの設定がない便が含まれているため、該当便は下位のクラスが選択されています。
実際に区間ごとのクラス表示を確認すると、長距離の2区間(東京→フランクフルト、ロンドン→北京)はエコノミー。ビジネスなのは短距離の2区間、つまりフランクフルト→ロンドンと北京→東京だけでした。座り心地がものを言う長距離がエコノミーで、短距離だけビジネス。それでも必要マイルは上位クラス基準の121,000で計算されます。
つまりこれは「ビジネスで欧州往復121,000マイル」ではありません。この警告が出たら、必ず区間ごとのクラス表示を目で確かめてください。基本は全区間を同じクラスでそろえるのが安全です。
実践で使えるルール
ここまでの検索から引き出せたルールを、実際に組むときの順番でまとめます。
- まず単純往復を、ANA特典と提携特典の両方で見積もる。安いほうが基準です。東京⇄バンコクのビジネスのように、提携特典のほうが17,000マイル安いという逆転が普通に起きます。
- 提携特典を使うなら、途中降機を1回足してみる。方面によってはマイルが増えません。ただし足せるのは往復で1回だけで、途中降機を2回入れる旅程は組めません(目的地での滞在は途中降機に数えないので、目的地+もう1都市までなら泊まれます)。
- 足す都市は、サーチャージが安く済む方向を選ぶ。ハワイや米国国内線の区間は総額を押し下げます。逆にイギリス発着は、復路のロンドン発でかかる航空旅客税(APD)と空港使用料が重く効きます。
- ビジネスを狙うなら「帰り」から探す。日本発は取れても海外発が取れない、という偏りが今回はっきり出ました。往路から探すとほぼ空振りします。
- 提携特典は空席待ちができない。全区間「空席あり」でないと先に進めません。日本発で途中降機を入れるなら提携特典で組むしかないので、ANA便を押さえてから待つという手は使えない前提で探してください。
- クラスは全区間そろえる。設定のない便が黙って下位クラスに落とされ、マイルだけ上位クラス基準で計算されます。
- 途中降機を使わないなら、帰りの出発地だけ変えてみる。行きの到着地と帰りの出発地を別の都市にするオープンジョーなら、必要マイルは単純往復と同じ。ANA便だけで組めるので空席待ちも使えます。
まとめ
- 提携(スターアライアンス)特典なら、東南アジア方面は途中降機を1回足しても必要マイルが同額。増えるのは実際に飛んだぶんの税金・燃油だけ
- 東京→バンコク→シンガポール→東京がビジネス63,000マイル+89,140円。単純往復との差は現金4,420円のみ
- 北米はホノルルを挟むと現金がむしろ21,860円安くなる。長距離を7時間20分+5時間25分に割れるので、子連れとの相性が良い
- ヨーロッパのビジネスは、ヨーロッパ発の特典枠が出ないため成立しにくい。探すなら復路から
- 帰りを別の都市発にする(オープンジョー)だけなら、マイルは増えない。単純往復と同じ30,000マイルで、ANA便だけで組めるので空席待ちも使える
- 提携特典は空席待ち不可。クラス混在の見積もりには要注意
同じマイル数で行き先が1つ増えるなら、使わない手はありません。とくに家族で長距離を飛ぶなら、途中で1週間区切れること自体が価値になります。
次の旅程を検索するとき、単純往復で決める前に一度だけ、複数都市検索で1都市足した形を試してみてください。表示される必要マイルが変わらなければ、その都市は実質タダで付いてきます。
マイルを貯める側の話は、以下の記事でまとめています。
- ANA特典航空券の総額は運航会社で決まる|東京⇄シンガポール往復が14,880円で取れた予約画面を公開
- ANA特典航空券のオープンジョー活用法|行きと帰りで違う都市を使っても必要マイルは同じだった
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